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アニメ「桜蘭高校ホスト部」全話感想

桜蘭高校ホスト部 感想

ストーリー

桜蘭学院高校は、超お金持ちのご令息とご令嬢が通う名門校。

そんな桜蘭学院に奨学特待生として入学した庶民の藤岡ハルヒは、ある日、ホスト部の部室に迷い込んでしまう。

そこで過って800万円の花瓶を割ってしまったハルヒは、借金のカタにホスト部員として働くことになるのだが・・・!?

【感想】ホスト部に吹いたハルヒという新たな風

「桜蘭高校ホスト部」は、その名のとおり、桜蘭高校のホスト部を舞台にした学園ストーリーです。

「一に家柄、二にお金」とうたわれるほど、超お金持ちが集まる桜蘭高校において、美少年たちがご令嬢たちをもてなす。それが、ホスト部の実態。顧問の先生もいない、謎の部活であります。

ホストとはいえ、もちろんアルコールを振る舞うわけにはいかないので、おもてなしは優雅なティータイム。お金持ちの道楽らしく、コスチュームプレイにもかなり力を入れています。

設定からしてありえないのですが、学園ストーリーとは思えない異色さが本作のおもしろさ。あーだこーだと考えるより、非現実的な世界観を楽しんでしまうのがオススメです!

ホスト部を語る上で外せないのは、ホスト部部長の須王環。自称キングの名からも想像できるとおり、かなりのナルシストです。指名率75%を誇るモテ男なのですが、意外に打たれ弱くてナイーブなところも。

特に溺愛するハルヒには弱く、「うざい」なんて言われた日にはこの世の終わりの如く落ち込む始末。

環は間違いなく本作のコメディ要員。おもしろくストーリーを盛り上げてくれます。

そんな環を支えるホスト部の面々もなかなか素敵な個性の持ち主です。

鏡夜(副部長)⇒インテリメガネ系。ただし、いささか腹黒。環に「お母さん」と呼ばれることも。
光と馨⇒小悪魔系。BLを売りにする一卵性の双子。よく環やハルヒをいじる。
ハニー先輩⇒ロリショタ系。
モリ先輩⇒ハニー先輩に尽き慕うワイルド系。
ハルヒ(ホスト部の隠れ紅一点)⇒本作のヒロイン。庶民系、というかほんものの庶民。常識人。

ハルヒは7人目のホスト部員として入部しますが、はじめは雑用係として冷遇されます。
その後、女子であることが判明し、少しずつ部員たちとの関係が変わっていくことになります。

環は「わが娘」としてハルヒを溺愛し、
光と馨はハルヒを初めての友人として、また理解者として、受け入れます。
ハニー先輩は「ハールちゃん!」と言ってすっかり懐いている様子。

だけど、それはハルヒが女の子だったからではなく、ハルヒだったから。

ハルヒは、彼らが知る令嬢たちとは一線を画していました。恐らく初めて見るタイプの人間だったんじゃないかと思います。庶民であることもそうですが、何よりハルヒには物事の本質をきちんと見分けられる賢さがあります。相手をまっすぐに見て、自分の意見をしっかり言うことができる強さがあります。何にも怯まない勇気があります。

光がハルヒにぶたれるシーンがあるのですが、たぶん光にとって真剣に怒られたのは初めてのことだったのではないでしょうか? 鏡夜が言うように、お金持ちの世界が利害関係で成り立っているのであれば、相手が悪いと思っても、本気でそれを咎める人はいないのかもしれません。

だけど、ハルヒにはそんなことは関係ない。悪いことだと思ったら、ちゃんと叱る。
そんなハルヒだからこそ、ホスト部にとって欠かせない存在になっていったんだと思います。

しかしながら、果たして、彼らの「ハルヒ大好き」は友情だけなのか? なんといっても、ハルヒは紅一点です。

無意識のうちに嫉妬したり、イライラしたり、独占欲をちらつかせたり・・・ハルヒの友人関係にやたら敏感な環と双子とその仲間たち。

はたから見ていても、友情を超えていると思うのですが、肝心の本人たちにはまったく自覚がないらしい。(鏡夜曰く、ホスト部員はバカが多いとのこと)

まさに、無自覚LOVE。
白黒はっきりせず、アンバランスな関係は結構萌えます。

【恋キャラ紹介】鳳 鏡夜

管理人は、鳳 鏡夜(おおとり きょうや)派です。
知的で、策士で、眼鏡という、好みの3拍子が揃っています。

常に利益を試算する、高校生らしからぬところも好き。

鳳家三男の鏡夜は、家を継ぐことができない立場にいます。
だから、ずっと一人っ子の環がうらやましかったんですね。

だけど、環との関係を値踏みしていた鏡夜は、本当のことは言えずにいました。上辺だけの関係でいようとしたのです。

それなのに、環は鏡夜の心の中に入り込んできた。
だから、利害の一致なんて言いながらも、鏡夜は環のことが純粋に好きだし、利益にならなくったって、いつだって手を差し伸べてしまうのだと思います。

「わざと」冷徹っぽくふるまう鏡夜は、本当は優しい人なのです。

作品情報

作品名桜蘭高校ホスト部
原作/原案葉鳥ビスコ(「月刊LaLa」白泉社刊)
製作年2006年
おもなキャスト藤岡ハルヒ:坂本真綾
須王環:宮野真守
鳳 鏡夜:松風雅也
常陸院光:鈴村健一
常陸院馨:藤田圭宣
埴之塚光邦:齋藤彩夏
銛之塚崇::桐井大介
評価★★★☆☆

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