TVアニメ「七つの大罪」の全シリーズを見終わりました。
結論から言うと、すごくおもしろかった!!
TVアニメ「七つの大罪」あらすじ
人間と人間ならざる種族の世界が分かたれていなかった古の時代、ブリタニアの大地を舞台に、七人の大罪人から組織された伝説の騎士団〈七つの大罪〉の戦いを描く。(Wikipedia)
ブリタニア随一の大国・リオネス王国は、絶大な魔力を持つ「聖騎士」たちによって守られていました。
王国の王女エリザベスは、たった一人で、ある者たちを探す旅に出ます。それは、最強最悪の騎士団として恐れられた<七つの大罪>。かつて国を裏切り、全聖騎士を敵に回した罪人たちです。
酒場で出会った、<七つの大罪>団長・メリオダスと共に、残る6人を探し、「聖騎士」の野望を止めるべく戦いを繰り広げていきます。
TVアニメ「七つの大罪」の感想
ストーリー
第一話で、がつんときました。
エリザベスとメリオダスとの出会い。そして、メリオダスの正体が明かされ、圧倒的な強さで敵を倒すさま。
見ていて、わくわくが止まりませんでした。特に、メリオダスの正体が明かされる終盤は見もので、音楽もあいまって、めちゃくちゃカッコいいシーンに仕上がっていました。
二話目以降は、<七つの大罪>の仲間を集める旅がメインになりますが、はじめは手配書にしかなかったメンバーが徐々に明かされていくドキドキや、強大な力を持った聖騎士との戦いのゆくえなど、目が離せません。
また、第2期以降は、もっと壮大な展開になっていきます。そして、<七つの大罪>メンバーのさらなる掘り下げや、新たなる強敵の登場、メリオダスとエリザベスの秘密も明らかになっていきます。
「七つの大罪」はバトルファンタジーですが、愛にあふれた作品です。
恋情、兄弟愛、友情など、「七つの大罪」には、さまざまな愛が描かれています。みな、大切な者のために戦っているだけで、純粋悪が少ないのも、この作品の魅力だと思います。
第1期でバンがメリオダスを殺そうとしたのもそうですが、純粋悪が少ないからこその、葛藤や苦しみが作品に深みを与えているのではないでしょうか。
キャラクター
ひとりひとりの個性が際立ち、全シーズンを通すと、キャラの掘り下げも丁寧にされていて、敵キャラでも愛着がわきます。
メリオダスは、手配書だと顎髭をたくわえた青年ですが、実際は年端のいかない少年のいでたち。見た目は少年なのに、本気モードのときは、強さと統率力を兼ね備える七つの大罪を束ねる団長というギャップに萌えました。(エリザベスへのセクハラも、あまり生々しく感じなかったのでその点もよかった)
エリザベスは、絵にかいたようなヒロインであるものの、嫌味がなくて素直にかわいいと思えました。声優・雨宮天さんの演技もあって、芯は強いのに、やさしくて穏やかな人柄がよく表れていたと思います。
あと、忘れてはいけないマスコット豚のホーク。人語をしゃべる、どちらかというとツッコミ系のぶたさんです。ビジュアルもさることながら、声優・久野美咲さんの声がたまらなく愛おしかった!
個人的には、ホークとエリザベスの関係が好きで、「ホークちゃん」「エリザベスちゃん」とお互いに「ちゃん」付けで呼び合っているのがツボでした!
気になる点
最終シーズンの「憤怒の審判」の後半がややダレたように感じました。真の敵を倒した後のあたりです。何度見ても、マーリンの願いが理解できませんでした。
「七つの大罪」テレビアニメシリーズ一覧
テレビアニメシリーズは、順番通りに見ていくのがおススメです。そのほうが、少しずつ明かされていく謎にもドキドキできます。
- 【1期】七つの大罪(全24話)2014年
- 【スペシャル】七つの大罪 聖戦の予兆(全4話)2016年
- 【2期】七つの大罪 戒めの復活(全24話)2018年
- 【3期】七つの大罪 神々の逆鱗(全24話)2019年
- 【4期】七つの大罪 憤怒の審判(全25話)2021年
総評:シリーズ通して見ると深い
アニメ「七つの大罪」は、おもしろかったです。シリーズ通すと、結構な話数があるのですが、ほかのアニメをほったらかして、一気に見てしまいました。
第1期は、単体で見てもおもしろいですが、第1期~第4期までシリーズを通して見ることで、壮大なスケールの世界観を味わえます。
また、各キャラに深みが増して、どんどん魅力的になっていくので、順番に見ていくのがおススメです!
TVアニメ「七つの大罪」VOD情報
最後に、TVアニメ「七つの大罪」が見れるおもなVOD配信サイトをご紹介します。(2021/7/23時点の情報です)