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アニメ「食戟のソーマ 弐ノ皿」全話感想|創真成長の物語

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「食戟(しょくげき)のソーマ」は、名門料理学校・遠月学園の高等部に編入した定食屋の跡取り息子・幸平創真(ゆきひらそうま)が成長していく様を描く料理バトルアニメです。

原作は、2019年6月まで週刊少年ジャンプで連載されていた同名コミック。単行本は35巻まで刊行されています。原作の附田祐斗、作画の佐伯俊に加え、料理研究家の森崎友紀が協力として携わっていました。

本記事でお届けする「食戟のソーマ 弐ノ皿」はテレビアニメの第2期となります。

第1期のレビューはこちら→【レビュー】食戟のソーマ(第1期)は料理と青春とお色気の世界だった

あらすじ

日本屈指の料理学校「遠月茶寮料理學園」(遠月学園)に編入した幸平創真は、1年生の中で選ばれた者だけが出場できる料理対決の祭典「秋の選抜」の予選を勝ち抜き、本選出場の切符を手にした。

本選に駒を進めた創真、恵、タクミ、緋沙子、アリス、黒木場、葉山、美作の8名は、それぞれの思いを胸に火花を散らす。

そんな「秋の選抜」を終えたのも束の間、さまざまな料理の現場での実地研修“スタジエール”がスタートした。

合格基準はそれぞれの現場で「目に見える実績を残すこと」。毎年、多くの退学者が出るというこのスタジエールに創真たちは挑むのだった。

見どころは創真の成長

弐ノ皿での創真は、さまざまな壁にぶち当たりながらも、試行錯誤を重ねて自分なりに何とかしようとする姿勢がすごくよかったです。

たとえば、サンマ対決。一朝一夕には身につかない魚の目利きという弱点に向き合い、考え、試し、また考え――そうして弱みを強みに変えていくというのはなかなかできることではありません。一見へらへらしていますが、料理を考えるときの創真の集中力はものすごい。

父・城一郎は創真は天才ではないと言います。ただ、「自分の足りない部分にあっけらかんと向き合う強さ」を持っているのだと。

創真の魅力、そのひとつは「変なプライド」がないことだと思います。

学生でも社会人でも自己が否定されることを恐れ、プライドという鎧で身を固めてしまう。他人を見定めてしまう。これは誰しも経験があるのではないでしょうか。

だけど、創真は失敗も、敗北も恐れない。他人を色眼鏡で見ることもない。それは、プライドよりも大事なものがわかっているからです。

本作では、さらに創真は進化したと思っていて、特にタクミとの関係性に如実にあらわれていました。

美作に敗北し、大事なものを踏みにじられたタクミに言葉のひとつもかけなかった創真。わたしはこれが創真の優しさだと思いました。

だって、「よく頑張ったね、惜しかったね」なんて言葉、タクミは絶対にほしがりません。変ななぐさめよりも、そっとしておいてほしいときってあるものです。

編入当時の創真は、いささか自信過剰の破天荒な少年でしたが、気づけば、ただ料理で相手を打ち負かすのではなく、その裏にあるものにまで気を配れる料理人になっていました。

はじめは憎まれっ子だった創真のまわりに人が集まり、少しずつ打ち解けていくさまも、彼の成長と無関係ではないでしょう。そして、そんな創真に関わったキャラたちが、自分の可能性の扉をひらいていくさまも本作の見どころのひとつだと思います。

 

審査員たちのオーバーリアクションで緊張感が吹き飛ぶ

第1期はやけにリアクションがエロくて、ちょっと引き気味だったのですが、第2期となる本作はバラエティに富んでいて結構おもしろかったです。

とにかく料理を口にしたときの、審査員たちのリアクションがオーバーすぎて笑えます。しかも、リアクションのパターンが増えていて、これまたたのしい。

おじいさんが乙女化するって・・・(笑)

料理シーンや、料理の説明はしごく真面目で、緊張感をともなうものなだけに、彼らのオーバーリアクションが良い息抜きになりました。

うん、これは必要な要素です。

ブラッシュアップした料理の解説が興味深い

第1期に引き続き、おいしそうな料理の数々が登場しました。画がきれいだから、余計おいしそうに見えるのかもしれません。

ほんと、食戟のソーマのビジュアルは美麗です!

もちろん見た目だけじゃありません。

料理の解説(うんちく)もパワーアップしていて、聞いていて難しい部分もありますが、めちゃくちゃ興味深い!

テキトーではなく、考え抜かれたメニューなのだということがすごくよくわかります。

第1期から続けて見ていたら、知識だけは増えていき、なんだか自分がグルメな人に思えてくるから不思議です・・・。

キャラクター

  • 幸平創真(CV.松岡禎丞)
    下町の定食屋「ゆきひら」のひとり息子。幼少期から料理に興味を持ち、父・城一郎を超えて、「ゆきひら」を継ぐことを目標にしている。実験魂がすばらしく、失敗作は相当まずい。
  • 薙切えりな(CV.種田梨沙)
    「遠月十傑」とよばれる学園の最高意思決定機関の第十席。たぐいまれな「神の舌」を持ち、幼少期より日本中の有名店の味見役をつとめている。創真のことが気になって仕方ないらしい。ツンデレ。
  • 田所 恵(CV.高橋未奈美)
    緊張しいで、料理の腕前をなかなか発揮できず、創真編入時は退学寸前の崖っぷち。創真に影響され、成長していく。穏やかで優しい性格。
  • タクミ・アルディーニ(CV.花江夏樹)
    イタリアからの留学生。幼いころから双子の弟・イサミとともに実家のトラットリアを手伝っていた。創真をライバル視して突っかかるが、肩透かしをくらわされることが多い。創真のことは好きな模様。
  • 葉山アキラ(CV.諏訪部順一)
    褐色の肌と銀髪を持つイケメン。香辛料を研究している汐見潤のゼミに所属している。嗅覚が異常に鋭い。先生である汐見を「潤」と呼び捨てにしているところに萌えていたが、本作ではさらに「ハグ」というおまけつきでますます萌えた。管理人の推しメン。
  • 四宮小次郎(CV.中村悠一)
    遠月学園第79期卒業生で、パリのフランス料理店「SHINO’S」オーナーシェフ。毒舌家でプライドが高く、厳しすぎる一面があるが、創真・恵ペアとの食戟(非公式)で心境に変化が。眼鏡をかけたクールな超イケメン。東京に支店を出すということで再登場!意外と面倒見のよい一面に心打ちぬかれ、管理人の推しメンナンバーワンに。

食戟のソーマPV

食戟のソーマを見るには

「食戟のソーマ」配信中のおもなSVODは以下のとおりです。(2019年10月23日時点)
※最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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作品情報

作品名食戟のソーマ 弐ノ皿(全12話)
原作/原案附田祐斗・佐伯 俊、協力:森崎友紀(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
製作年2016年
おもなキャスト幸平創真:松岡禎丞
薙切えりな:種田梨沙
田所 恵:高橋未奈美
水戸郁魅:石上静香
タクミ・アルディーニ:花江夏樹
イサミ・アルディーニ:小野友樹
評価

第1期のレビューはこちら→【レビュー】食戟のソーマ(第1期)は料理と青春とお色気の世界だった

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