アニメレビューを中心とした個人ブログ。感想には一部ネタバレが含まれます。(旧:恋キャラ アニメレビュー)

アニメ「ユーリ!!! on ICE」全話感想

グランプリファイナルで惨敗したフィギュアスケーター、勝生勇利は現役続行か引退か迷ったまま、実家に引きこもる。

そこへ現れたのは、ひょんなことから勇利に興味を持ったヴィクトル・ニキフォロフ。

長年憧れ続けたヴィクトルを前に驚くユーリだったが、さらにヴィクトルが勇利のコーチになると言ってきて・・・!?

【感想】映像美は圧巻!そしてヴィクトルと勇利を変えた愛の正体は?

フィギュアスケートを題材にした、本格的なスポーツアニメでした。

とにかく映像の美しさに驚かされます。
スケーティングの動きといい、臨場感といい、アニメであることをつい忘れてしまうほどです。

ジャンプのときはこっちまでつい力が入るし、転倒すれば思わず落胆の声が漏れてしまう。
流れるようなステップに目が釘付けになる。
キスアンドクライで点数を待つ瞬間、緊張してしまう。実況・解説だって本格的。

もちろん、肝心のストーリーもしっかりしていておもしろいです。

本作では日本の崖っぷちスケーター勇利とロシアのユーリ、ふたりのユーリが登場し、ロシアのユーリも物語上重要な役割を担いますが、主人公は勇利のほう。

グランプリファイナルで惨敗して大泣きしているところから始まった勇利は、自分の進退も決められず、内向的で、自分の意見に乏しい青年でした。それはすべて自分に自信が持てないから。演技の選曲すらコーチ任せなほどです。

そんな勇利の、本人も知らない彼の魅力を引き出そうとしたのが、勇利がずっと憧れ続けていたヴィクトルでした。

やがて勇利の中にそれまでにはなかった感情が芽生えていきます。
それは、欲しいものを欲しいと言う自我。ヴィクトルに自分だけを見ていて欲しいと願う独占欲。

そんな勇利の思いは、彼のスケーティングを少しずつ変えていきます。そして、そんな勇利のスケーティングを目の当たりにしたヴィクトルもまた、変わっていくことになります。

ヴィクトルが勇利のコーチを申し出たのは、はじめはちょっとした好奇心からでした。気まぐれに近いかもしれません。三話で勇利はヴィクトルをかけてユーリと対戦しますが、そこで勇利が負けていたら、ヴィクトルはあっさり勇利を見捨ていたことでしょう。

だけど、勇利が変わっていくことで、ヴィクトル自身も変わっていきます。勇利に魅了され、ヴィクトルは勇利から目が離せなくなっていくのです。勇利の演技を見て、ジャンプを見て、我が事のように興奮し、一喜一憂するヴィクトルを見ていて、そんな彼の変化に気付きました。すでに勇利のスケーティングはヴィクトルの一部であり、心もひとつになっている。そう感じることができました。

それはヴィクトルと勇利の間に芽生えた信頼であり、きずなであり、愛だったはずです。

そこで、「ユーリ!!! on ICE」はBL(ボーイズラブ)アニメなのかという問題。(別に問題ってほどではないですが、ネットで話題になっていたので・・・)

個人的な見解としては、限りなくBLに近い要素は多いがBLではない、です。

ハグ、キス(ギリギリ?)、スケート靴にキス、指輪交換・・・等々、ほぼ恋人同士だろう!というシーンが散見されますし、アヤシイ妄想でドキドキするのも確かですが、それでも個人的にはBLという括りにはしたくない。

ふたりの関係が今後もし(BLっぽく)進展したとしても、「ユーリ!!! on ICE」は最後までフィギュアスケートアニメであってほしいんですね。

それに、ヴィクトルと勇利の間に芽生えたきずなについて、的確に表現できる言葉を私は知らない。ざっくり言えば、まさに愛なわけですが・・・。

「ユーリ!!! on ICE」は最後まで緊張感を持って、フィギュアスケートの世界観を楽しめ、また愛について考えさせてくれた素敵な作品でした。

愛は人を強くするんだね♪

すでに第二期を期待する声も高まっているようなので、まだまだユーリブームは続きそうです。

【恋キャラ紹介】ヴィクトル・ニキフォロフ

ヴィクトルの色気がダダ漏れで、素敵すぎます。

ヌード(@温泉)も多いし、いちいち勇利と顔近いし、リングを滑らせればしなやかな動きが美しすぎるし・・・ファンサービスしすぎですよ!ヴィクトルさん!!

だけど、初めの頃のヴィクトルは、イマイチ「読めない」お方でした。真意が見えないとでも言えばいいでしょうか?わざとなのか、天然なのかが分かりにくい。だけどそこがまた小悪魔っぽくて魅力的。

勇利を振り回し、また勇利に振り回されるヴィクトル、かっこよすぎです!

プロモーション動画

作品情報

【原案】久保ミツロウ×山本沙代
【キャスト】
勝生勇利:豊永利行
ヴィクトル・ニキフォロフ:諏訪部順一
ユーリ・プリセツキー:内山昂輝
【製作年】2016年
【公式サイト】http://yurionice.com/

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