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「無能なナナ」アニメ感想 思わずあんぐり!想像の裏をかく知略サスペンス

こんな方におススメ

ゆっちん

おススメ度:★★★★☆

ハラハラ・ドキドキの展開が好きな方。ミスリードされるのに抵抗がない方。

「無能なナナ」あらすじ

絶海の孤島にある学園。そこでは、特殊な能力を持つ少年少女が訓練に明け暮れていた。彼らの使命は「人類の敵」を抹殺すること。

中島ナナオもその一人だが、まわりからは「無能クン」と揶揄されている。

そんなナナオの前に現れた、転入生の柊ナナ。

「人の心は読めるけど、空気は読めない」というナナは、ナナオと親しくなっていく。

ゆっちん

ここからネタバレ!

しょ、衝撃の第1話

クラスメイトから「無能クン」呼ばわりされている中島ナナオは優しくて、気の弱い少年だ。

ある日、そんなナナオのクラスに転入生がやってくる。

しょっぱなから堂々と「わたし、人の心が読めます!でも、ちょっと空気は読めません!」とかます、転入生の柊ナナ。すごいのか、すごくないのかよくわからない子だ。(笑)

そんなナナは、初日からナナオが嫌がるのにもめげず、ぐいぐい接近していく。さすがは空気が読めない子、といったところだろうか。

ナナに押され、早くもナナオはナナに心を開いていく。クラスメイトから「無能クン」呼ばわりされ、バカにされているナナオを、ナナはやさしく肯定してくれるのだ。

ナナの存在によって、自分に自信を取り戻していくナナオ。諦めていたクラスのリーダーにもなった。

自分の心に素直になり、顔をあげて前を見るナナオ。ナナはそんなナナオの手をとる。

夕暮れの中、見つめ合うふたり。

やや展開が早すぎる感はあるものの、なかなか良い雰囲気だ。このままラブ突入でもおかしくないと思った矢先。

……

……

……

ナナがナナオを崖から突き落とした!??

え………????? ナニガオキタノ………?????

そして明かされるナナの正体。

まさかの青春ストーリーからサスペンスの世界に突入である。作画の可愛らしい感じからも、まさかこういう展開だとは思いもしなかった。

ゆっちん

ビックリしすぎて声も出ない

ミスリードを誘うタイトル

衝撃の第1話に登場するふたりの「ナナ」。中島ナナオと柊ナナだ。

本作のタイトル「無能なナナ」は、「無能クン」呼ばわりされているナナオのほうだとばかり思いこんでいた。これも、作品にうまくミスリードされた形だ。

あとから、「無能なナナ」は「能力者のフリをする無能力者」である柊ナナだということを知る。

それだけではない。本作は中島ナナオと柊ナナのダブル主人公だと思い込まされていた。

だから、第1話にしてナナオが死んでしまったことがにわかには信じられず、そのうちひょっこり復活するのではないか・・・と待ち続けてしまった。

仮にナナオの名前がナナオでなければ、ここまでミスリードされることはなかっただろう。

頭脳戦

能力者の特殊能力は、火や氷を操ったり、過去にタイムスリップしたりと人それぞれだ。

対するナナは無能力者。普通に考えれば、ナナのほうが分が悪い。けれど、ナナは確実にひとりひとり仕留めていく。

ナナの武器は、ずばり「頭脳」だ。

ナナは持ち前の「頭脳」と「洞察力」を駆使して、能力者たちの能力をさぐり、ときにそれを逆手にとって相手を葬っていく。本作では学園バトルは出てこない。

そして、ナナと同じくらいに頭がキレるのが、能力者・小野寺キョウヤだ。

ナナが能力者を殺害するたびに、キョウヤがそれを暴こうとする。犯人を最初に明かして、ストーリー展開するタイプのサスペンスだ。

犯人側(ナナ)の視点と、追い詰める側(キョウヤ)の視点が交互に語られる演出は見ごたえがあった。

人類の敵とは?

本作では、「人類の敵」はひとつのキーワードだ。では、人類の敵とはなんなのか。

おもしろいのは、能力者と無能力者で「人類の敵」自体が違うことだ。

能力者たちにとっての人類の敵は人類をおびやかす未知の怪物である。それに対抗するため、訓練に明け暮れている。

逆に、無能力者のナナは能力者たちこそが人類の敵だと思っている。

だからこそ、クラスメイトとはいえ、ナナはためらいなく能力者たちを殺害していくのだ。

犯人はわかってる…なのにハラハラする

前述のとおり、「無能なナナ」は犯人を最初に明かして、ストーリー展開するタイプのサスペンスだ。

はじめは、ナナは単純な悪人だと思っていた。

能力者とはいえ人間であることには変わりない。能力を除けば、普通の少年少女だ。そんな彼らを、ふだん仲良く接している相手を殺すなんて、使命とはいえなかなかできることではないだろう。

しかし、能力者の中から、サイコパスな一面を持っているキャラも登場してきて、だんだん「本当に普通の少年少女なのだろうか」という疑惑が頭をもたげてくる。

終盤、ナナ以外の犯人が出てくるのだが、この頃にはもう誰も彼もがあやしい。ナナと一番親しくて気の優しいミチルですら怪しく見えてきてしまう。

キョウヤはナナの犯行を暴けるのか、ナナ以外の殺人犯は誰なのか、ミチルはナナの敵なのか味方なのか、そもそも能力者は本当に普通の人間なのか・・・色んな事が気になって、最後までハラハラし通しだった。

2期を所望!続きが気になる!

アニメ「無能のナナ」は一応ひと段落したものの未完だ。どうやらナナも黒幕に操られているようなのだが、詳細はわからずじまいのまま終わってしまった。

ぜひ、続きを見てみたい。

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