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「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」アニメ感想 人気アイドルグループ「ST☆RISH」はじまりの物語

こんな方におススメ

ゆっちん

おススメ度:★★★★★

アイドルが好きな方、音楽が好きな方。夢に向かって頑張る人を応援したい方。劇場版「マジLOVEキングダム」からうたプリを知った方にもぜひ見ていただきたい作品。

「マジLOVE1000%」あらすじ

アイドル・HAYATOに憧れ、作曲家を夢見る七海春歌(ななみはるか)は、念願かなって芸能専門学校「早乙女学園」作曲家コースに入学する。

そこで春歌は、アイドルコースの生徒の中のひとりとペアを組み、卒業オーディション合格を目指すことになる。

そんな春歌の前に現れたのは、まばゆき6人の男子(プリンス)たち。

はたして、春歌は誰をペアに選ぶのか? そして、彼らと共に音楽の道を目指し、苦難を乗り越えた先にあるものは?

ゆっちん

ここからネタバレ

「ST☆RISH」はじまりの物語

TVアニメシリーズの1期となる「マジLOVE1000%」は、超人気アイドルグループの「ST☆RISH」はじまりの物語だ。

本作では、作曲家を夢見る七海春歌とアイドルを目指す6人の男子(プリンス)との出会いから、卒業オーディション、そして芸能界デビューを手にするまでが描かれる。

中盤までは毎回各キャラにスポットを当てながら進むので、彼らの名前とともに、個性やバックグラウンドもすんなり頭に入ってくる。登場するプリンスもなかなかの個性派ぞろいなので、6人いてもキャラの見分けがつかないなんて事態にはならない。

物語もテンポよく進んでいく。

その中で、本作のポイントでもある「卒業オーディション」に向けて、春歌との「フラグ」も違和感なく立っていく。そして各キャラと春歌とのフラグが立ち終わったところで、卒業オーディションという試練がやってくる。試練は合否ではない。春歌が6人の中から、1人を選ばなければならないことだ。

だからこそ、フラグが不可欠だったわけだが、ペアの申込みが「告白」に見えてくるのがおもしろい。彼らは春歌の音楽を好きだと言うが、彼女自身への好意が透けて見えるせいかもしれない。

終盤は少しドラマティックだ。よくよく考えるとツッコミどころ多いのだが、春歌とプリンスとの絆や、彼らの「音楽」への思いがより強く感じられる。

そして最終話。やさしくて前向きだった春歌が祖母に抱き着いて子どものように泣きじゃくるシーンは、涙なくしては見られない。そしてそんな彼女を歌とともに迎えに行くプリンスたち。そんな彼らに春歌は本当の自分の気持ちを吐露する。

そこには、春歌が、音楽が紡いだ絆があった。

表現が独特ではあるが、うたプリが描く「音楽」の世界観を、ぜひ味わってみてほしい。

ギャグ

シリアスな展開が多い中、ギャグシーンも盛り込まれている。

たとえば落ち込んだ春歌のため、那月がクッキーを作るシーン。入れているものがすごい。材料もすごいが、チョコレートなんか包みのままミキサーにかけられている(笑)さらには試食から逃げ出す翔を、まさかのパラシュートで追いかける始末だ。

ちなみに、神宮寺レンは初対面のヒロインを「子羊ちゃん」と呼んでいる。なんの違和感もなく受け入れてしまったが、よくよく考えればこれまでの人生で女の子を「子羊ちゃん」と呼ぶ人も、呼ばれた人も見たことがない(汗)。

「子羊ちゃん」呼びをギャグにせず、自然な呼び方と思わせるのは神宮寺レンというキャラクターと、CVの諏訪部順一さんの為せるわざだろう。

恋愛未満のもどかしさ

うたプリの世界は、「音楽」が中心だ。ふれこみにも『キスより素敵な音楽が奏でる、青春ラブ☆コメディ』とある。うたプリにおいては、恋愛は音楽に置き換えられるのだ。

なので、物語の舞台となる早乙女学園は恋愛絶対禁止だ。破ると、退学というのだからかなり厳しい。

そうはいっても、プリンスたちの春歌への好感度はかなり高めだ。

中には感情がダダ洩れている人もいるが、基本的には、各自の想いは秘められていて、時に間接的な表現に置き換えられる。

たとえば、「大好きなんです・・・・・・・・・君の歌が」みたいな感じだ。もどかしく感じるかもしれないが、このもどかしさがうたプリの良さでもあるのだ。

早乙女学園の不思議

何から何まで半端じゃない学園だ(笑)

早乙女学園はアイドルとその作曲をする作曲家を養成する学園で、1年制の全寮制となっている。

学生が迷子になるほど広く、さらには広大な敷地の中で羊が草をはんでいる。湖まである。学園長もすごい。入学式に空から降ってくる曲者だ。

個人的に気になったのは、生徒へのムチャぶり。

まだロクに授業もしていない状態で、いきなり曲を弾かせたり、曲を作らせたり、なかなかハードだ。

春歌は入学当初、ピアノの譜面が読めずに苦労するのだが、弾けて当たり前なところがあった。結局、春歌は独学で譜読みの勉強をしていたが、譜読みを入学の前提とするのなら、受験の学科試験に入れればいいのに・・・と思うのは私だけだろうか。

挿入歌はキャラごとのアイドルソング

うたプリに、歌は欠かせない。

エンディングテーマの「マジLOVE1000%」は、2011年にリリースされた曲だが、今聞いても色あせないし心躍る。

各話ごとには挿入歌として、キャラごとのアイドルソングも流れ、作品を盛り上げてくれる。

  • 「BRAND NEW MELODY」一十木 音也(CV寺島拓篤)
  • 「Knocking on the mind」聖川 真斗(CV鈴村健一)
  • 「世界の果てまでBelieve Heart」神宮寺 レン(CV諏訪部順一)
  • 「男気全開Go! Fight!!」来栖 翔(CV下野 紘)
  • 「オリオンでSHOUT OUT」四ノ宮 那月(CV谷山紀章)
  • 「七色のコンパス」一ノ瀬 トキヤ(CV宮野真守)
  • 「Eternity Love」愛島セシル(CV鳥海浩輔)
ゆっちん

私のお気に入りは「七色のコンパス」

最終話の「未来地図」は、春歌が作中で作曲したプリンスたちのグループ曲だが、ストーリーとリンクして涙を誘った。

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